• 2014年7月30日 /  資格

    十数年前のことになりますが、取引先の営業担当の女性が、退職のあいさつに寄ってくれました。

    「フラワーアレンジメントの資格を取るために、退職してイギリスに行くことになりました」ということでした。


    ファッション業界で働く彼女は、若いながらも丁寧で確実な仕事ぶりには定評がありました。

    所属する会社自体は小さく、まだまだこれからというところでしたが、彼女が営業を担当していたから取引が円満に続いていた感じでした。

    仕事がうまくいっていたので、彼女も退職するのはもったいないと思ったようで、いろいろな人に相談していたようです。

    フラワーアレンジメントというのは、生計が立てられるほど仕事が
    あるものなのか、 将来性はどうなのか、資格取得は難しいのか、費用はどれくらいかかるのか…。

    不安は尽きなかったようですが、最後は「好きなことを今しなかったら、後悔しそうだから、行ってみる」とのことでした。

    20代前半だから出せる勇気です。

    当時から国内でも勉強の道はあったようですが、「やるなら本格的に」と海外で勉強することを選んだようです。


    いまやフラワーアレンジメントはウェディングシーンやパーティーなどで欠かせないものになりました。

    花屋さんで花束を作ってもらう際のセンスも、知識のあるなしでは大分違うと思います。

    今、彼女がどのような活動をしているのかわかりませんが、フラワーアレンジメントの業界にいたら、経験的には中堅どころとして、実力が発揮できていれば重鎮として、活躍している年頃。

    彼女のことを思い出すたびに、早くに将来を見極めて、若い時に勇気を出しておくべきだなあと感じます。